「一十東団や」の「ねこ店長」とらちゃん
長野市で開催中の善光寺御開帳は閉幕まで残りあと20日です。にぎわいもいよいよ終盤ですが、門前では「ねこ店長」のおもてなしが好評です。9日の日中、会いに行ってきました。
連日、多くの参拝客でにぎわう長野市の善光寺。9日も回向柱の前には長い列ができていました。コロナ禍で開催期間は過去最長の88日間となり、にぎわいもいよいよ佳境です。
そんな中…
一十東団や(長野市東町)
(アナウンサー)
「ここは中央通りから1本東にある東町です。ここで参拝客を迎えてきた、『ねこ店長』がいるということです。こちらのお店ですね…いました!」
店の入り口で迎えてくれたのが「とらちゃん」。推定7歳のオスです。
(アナウンサー)
「とらちゃん、おとなしいですね。なで放題です」
人懐っこい性格のようです。
とらちゃん
(アナウンサー)
「御開帳、忙しいですか?お客さん、たくさん来ますか?」
ここは御開帳に合わせて今年4月にオープンした「一十東団や」。大正5年(1916)に創業した業務用食品の問屋と東京の老舗カレンダーメーカーが共同で営業しています。
門前の歴史を感じさせる古民家には、だるまのほか、開運祈願のカレンダーやノートなどの縁起物のグッズが並びます。御開帳記念うちわも人気商品です。
(アナウンサー)
「とらちゃん、暑いねきょう。うちわ涼しいですか?」
「とらちゃん」もうちわを背負って、おもてなしに奮闘しています。
うちわを背負う…
アナウンサー:
「とらちゃんが好きな触れ合い方ありますか?」
一十東団や・池田京子さん:
「あごの下のところね」
もとは市街地の小学校で保護され、2つの家族を経て、縁あって4年前にこの家にやってきました。
いろんな人と触れ合ってきた「とらちゃん」。御開帳中は、全国から来た参拝客との交流を楽しんでいます。
観光客と触れ合い
観光客:
「いい子ですね~」
一十東団や・池田京子さん:
「人との触れ合いが広がる。声かけてくださるから、猫がいると。(御開帳で)また新しい出会いがあり、幸せになれる」
とらちゃん
御開帳の閉幕は6月29日。「とらちゃん」も奮闘が続きます。
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