漕ぎ納めの会のレース終了後、1年間の感謝を込めてボートを洗った選手たち
長野県下諏訪町漕艇協会は6日、今シーズンを締めくくる「第13回漕ぎ納めの会」を同町の下諏訪ローイングパークで開いた。9月の「下諏訪レガッタ」に出場した社会人チームなど13クルーが参加し、1年間使用してきたボートや施設に感謝しながら、最終レースを楽しんだ。
今回は社会人と協会員による親睦を主とし、タイム測定などは行わなかった。500メートル3レースと、漕ぎ納めの会ならではの初島を回るロングレース(約7キロ)を行い、各クルーが力漕を見せた。最後にボート底に水を掛け、丁寧に拭いて艇庫に運び込んだ。
原村在住のメンバーでつくる「八ケ岳ボートクラブ(BC)」は10人2クルーが参加。代表の芳澤宅實さん(80)は「下諏訪レガッタで敢闘賞をいただくなど年間の練習成果が出た1年だった。感謝の気持ちでボートを洗った」と充実した表情だった。
閉会のあいさつで、同協会の西村和幸会長は「天候に恵まれ、最後のレースを楽しんでもらえたと思う。来年の下諏訪レガッタも皆さんで盛り上げてほしい」と呼び掛けた。
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