遠照寺(長野県伊那市)
美しい花にあらためて平和の大切さを実感します。長野県伊那市の遠照寺で開催中の「ぼたん祭り」で、ウクライナを想う折り鶴が飾られ、遠く離れた戦地に思いをはせています。
伊那市高遠町の遠照寺で180種類、2000株のボタンが見頃を迎えています。2年ぶりの「ぼたん祭り」で、大輪の花に加え、花を長持ちさせる和傘も色を添えています。
開創1200年に合わせて折られた1200羽の鶴の中には、ウクライナ国旗の色の鶴も。折り鶴は五色のひもで重要文化財の多宝塔からご本仏につながっています。
折り鶴を折った会が詠んだ歌は「美しき 牡丹緋傘に千羽鶴 いにしへ想い 明日を願う」
遠照寺・松井教一住職:
「世界が今、大変な時代にもなっていますので、鶴を折って将来の平和を願っていこうと」
花は今月29日ころまでいっぱい楽しめそうです。
長野放送[/MARKOVE]