長野放送
ランドセルの購入に動くことを最近、「ラン活」と呼ぶんだそうです。今年のトレンドは「ジェンダーレス」に「大容量」。販売が本格化する店を取材しました。
小さな体で背負う大きなランドセル。でも…
子ども:
「かるい」
ランドセルの購入活動、通称「ラン活」はここ最近、大型連休にピークを迎えます。3月2日から受注を始めた長野県軽井沢町の「土屋鞄製造所」も、週末は来店予約でいっぱいになる日もあるそうです。
上田市からの客:
「たくさんありすぎて迷っちゃった。気に入ったもので通えるうれしさや楽しさがあっていい」
今年のトレンドは「ジェンダーレス」。
土屋鞄製造所・阿部龍一さん:
「ブラウンやグレーは、男の子・女の子兼用で選んでいただける」
定番の赤や黒だけでなく、男女にかかわらず好きな色を選ぶ傾向が強まっているといいます。
土屋鞄製造所・阿部龍一さん:
「男の子・女の子関係なく、自分の好きな色を選びたいという意思を強く感じる部分はある」
小学校で学習用のタブレット端末が使われているため、「大容量」という点も重視されています。こちらの店は従来より内寸を1センチ大きくしたモデルが人気です。
土屋鞄製造所・阿部龍一さん:
「1センチ大きくなると、タブレット1個分、教材もう少し入るかなぐらい。低学年はそこまで気にされないケースもあるが、高学年になると差が出てくるのかな」
小売り大手のイオンもケースが付属したモデルを拡充していて、「タブレット」対応は今や必須と言えそうです。
こちらの家族は3世代で「ラン活」。
息子:
「(背負って小学校に行くのは?)たのしみです」
母親:
「サイズとかも、タブレットが入るか気になりました。いろいろな色があるので、男女関係なく好きな色を選べるようになっているなと」
ピークを迎える「ラン活」。売り切れも予想されるため、早めの購入がおすすめだということです。
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