自動車販売店(長野市)
長野市の自動車販売店に代金を支払ったのに納車されないと相談が相次いでいる問題。市内の男性が代金150万円の返還を求めていた裁判で、長野地裁は全面的に主張を認め、会社側に支払いを命じました。
長野市の自動車販売店と契約し、代金を支払ったのに納車されないと被害の相談が相次いでいる問題。経営者の男性とは連絡がつかない状況が続いています。
被害は少なくとも数十人、額にして1億円を超えるとみられ、警察が詐欺の疑いで捜査を進めています。
このうち長野市の男性は2020年10月に軽乗用車を購入するため代金150万円を支払いましたが、納車されず返還を求めて長野地裁に提訴していました。
5月10日、長野地裁で開かれた裁判で裁判所は原告側の訴えを全面的に認め店側に150万円の支払いを命じました。
なお、10日も社長は姿を現しませんでした。
自動車販売店は土地の所有者への未払いも続いていて、2022年3月に裁判所から土地の明け渡しも命じられています。
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