年度末のホームセンターは新生活の準備をする若者や親子でにぎわった
特集は年度末のホームセンターです。今年度最後の週末となったこの土日、ホームセンターは新生活の準備をする若者や親子でにぎわいました。期待と緊張、そして、寂しさが入り混じる年度末のスケッチです。
美術系の専門学校へ
「じゅうたん、衣装ケース」
「衣装ケース、衣装ケース…」
家具や雑貨を選ぶ母と娘。娘はこの春、高校を卒業し、美術系の専門学校へ。
美術系の専門学校へ:
「同じ学生の方々と一緒に作品を作るのが楽しみ。将来はイラストレーターになりたいなと」
母親は…
親子一緒に買い物をすることも、これからは少なくなりそうです。
母親:
「寂しいですけど、これでもしかしたら、ずっと外に出てしまうかもしれないけど、旅立ちという意味で頑張ってほしい」
綿半ホームエイド若里店(長野市)
ここは長野市の「綿半ホームエイド若里店」。週末、新生活の準備をする多くの若者や親子が来店しました。
「110センチあれば大丈夫?」
「大丈夫じゃない?」
梶原竜真さん
こちらも親子で買い物。梶原竜真さん(22)は長野市のメーカーに入社する「フレッシャーズ」です。
山梨の出身で都内の大学を卒業。学生生活の半分はコロナ禍でした。
梶原竜真さん
メーカーに入社・梶原竜真さん(22):
「あまり思ったように飲みに行ったりとかできなくてちょっと不便ではあったが、ウィンタースポーツが好きなので、冬になってコロナが収まってたらスノーボードに行きたい」
仕事は高校生の頃から目指していたエンジニア。長野で社会人としての一歩を踏み出します。
母親は…
母親:
「大人になっていく一歩なので応援したいと思っています。次回会ったときには、いろいろできるようになっていればいいなと楽しみにしています」
メーカーに入社・梶原竜真さん(22):
「責任感とかそういうものを持って、一人の大人として生きていけるように頑張りたい。新しい土地の生活なのでワクワク」
東京から転勤
熱心にマットの品定めをする男性。東京から転勤してきました。
東京から転勤:
「前の家から退去するときに床や壁を汚して怒られちゃった。だからじゅうたんみたいのをしっかり敷いて、今度は汚さないようにしようかなと」
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