長野相生座・ロキシー(長野市)
信州でも注目が集まっています。アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した「ドライブ・マイ・カー」。映画館で観客が倍増するなど早速、反響が出ています。
濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」は、村上春樹の原作を大胆に脚色し、妻を亡くした男の喪失と再生を描きました。
28日、発表されたアカデミー賞で「国際長編映画賞」を受賞しました。日本映画では「おくりびと」以来13年ぶりの快挙です。
去年8月の公開を経て、先月から再上映中の長野市の映画館でも早速、受賞の効果が…
訪れた人:
「見たいな見たいなと思ってまして、ちょうど仕事の休みが取れたので見に来た」
「きのう賞を取ったということで、前回(去年8月の公開時)見逃して失敗したなと思っていたので、チャンスと思って。世界の人がどう感動したのかと(楽しみ)」
初回の上映では28日の倍の60人が観賞しました。
長野相生座・ロキシー・田上真里支配人:
「(コロナ禍で)人とのコミュニケーションが減っている、そういう時代を包み込むようなとても優しい感じ。この映画をどう自分は感じたかとか、語りたくなる映画だと思いますので、(評判が)どんどん伝染していっていただければ、劇場もどんどん活気づくかなと思う」
相生座・ロキシーでの上映は4月いっぱいの予定ですが、反響が大きければ大型連休までの延長も検討するということです。
長野放送[/MARKOVE]