長野放送
春のビッグイベントの一つ「諏訪大社御柱祭」。来月2日の上社「山出し」に向けて、27日、御柱を曳行できるよう整える「木造り」が行われ、氏子たちは早くも気分を盛り上げていました。
「山出し」の出発地点「綱置場」。27日は「メドデコ」と呼ばれる柱を差し込む穴などを御柱に開ける「木造り」が行われました。
上社で最も太い「本宮一」の柱は豊平・玉川地区が担当。本来、1000人以上の氏子が参加しますが、感染対策のため100人に限定されました。
それでも「V字」に差し込んだメドデコに乗ると…
「ヨイサ、ヨイサ」
早くも盛り上がっていました。残る心配は、やはり感染状況です。
豊平・玉川地区・矢島正恒大総代:
「コロナ感染(状況)がなんとも言えませんけども、氏子の皆さんの強い思いを、感染が次第に収束するように、里引きができるように、力をそちらにふり向けたいと思う」
上社山出しで開幕する御柱祭ですが、コロナの影響で山出しは、上社・下社ともに人力ではなくトレーラーで御柱を運びます。
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