キャンドルのつどい(12日・栄村)
震度6強の地震被害から12日で11年を迎えた長野県栄村で「キャンドルのつどい」が開かれました。
雪の中に立てられたキャンドルに明かりをともすと、暗闇に「3.12 防災の日」の文字が浮かび上がりました。
12日の「キャンドルのつどい」は災害を風化させまいと発生10年で一区切りとなった「灯明祭」の代わりに、当時のボランティア有志が開催したもので、村長なども駆けつけました。
震度6強の揺れで被害に遭った家屋(2011年・栄村)
東日本大震災の翌日発生した県北部地震。栄村では住宅694棟が被害に遭い、村民の8割近くが避難。3人が災害関連死となりました。
企画した有志のひとり・相澤博文さん:
「忘れたいという人もいるが、これからもこの小さな村をどう盛り上げていくか、元気にしていくか、それに尽きる」
このほど村も災害の記憶や教訓を未来につなごうで条3月1212日を村の「防災の日」に定めました。
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