駒ケ根市内の菓子店の製品と「協力隊珈琲」を詰め合わせたセットを販売する実行委のメンバー
長野県駒ケ根市内の菓子店有志らと市内に本部を置く青年海外協力協会(JOCA)でつくる実行委員会は、各店で人気の菓子とJOCAが販売するオリジナルブランドのコーヒー「協力隊珈琲」を詰め合わせたギフト「こまがねgift」を3月5、12の両日、限定300セットを販売する。市内全域の菓子店によるコラボ商品の販売は初めてといい、メンバーらは「駒ケ根のお土産になれば」と期待している。
商店街の活性化などを目的に昨年9月、同市中央の広小路商店街にある菓子店2店とJOCAが連携して販売した「駒ケ根まちなかギフト」に続く取り組み。JOCAが新商品としてドリップバッグコーヒーの取り扱いを開始したのを機に、市内全域の菓子店に声を掛けて新たなコラボ商品を企画した。
新商品には市内の菓子店5店が人気製品を提供。クッキー、サブレ、ブッセ、どら焼き、もなかの5点と、甘い菓子にもよく合う「協力隊珈琲」のドリップバッグ2個を詰め合わせ、予約販売する。
会長を務める和スイーツ圓月堂専務の浦野竜太郎さん(30)は「駒ケ根にはお土産と呼べるものがなかった。若い人にも手に取ってもらい、お土産として利用してもらいたい」と期待。今後も定期的にギフトを販売し、定番商品化を目指す方針だ。
ギフトは1セット1000円(税込み)。各店で予約を受け付けており、3月5日か12日のいずれかを指定して購入する。5日は駒ケ根高原の観光拠点施設「駒ケ根ファームス」での販売も予定している。問い合わせは実行委事務局のサスコ丸山商店(電話0265・83・3296)へ。
参加菓子店と詰め合わせの菓子は次の通り。
和スイーツ圓月堂(ふわっとブッセ)サカマ洋菓子店(アルプス雷鳥サブレ)御菓子司生月(霊犬早太郎最中)御菓子処ふくざわ(駒゛どら)穂の菓(厚焼きクッキー)
[/MARKOVE]