大町警察署によりますと、北アルプス八方尾根の標高約1400mの無名沢で午後2時50分ごろ、「雪崩が発生し2人が巻き込まれた」と目撃者から通報がありました。周辺にいた複数の登山者が雪の中から2人を救助しましたが、東京都杉並区の男性会社員(46)が心肺停止の状態とみられます。もう1人にけがはなく自力で下山しました。
登山届によりますと、2人は八方尾根スキー場から入山し日帰りで唐松岳に登る計画でした。登頂後、スキー場をめざしスキーで下山中に雪崩に巻き込まれたとみられます。
警察と地元の山岳救助隊は20日早朝から救助のため現場に向かう予定です。
雪崩が起きた当時、八方尾根は曇りで雪は降っていませんでした。
長野放送[/MARKOVE]