中沢維斗くん 提供:ゆうちゃんを救う会
重い心臓病を患い、アメリカでの心臓移植を目指す長野県佐久市の男の子。募金額が目標に達し、近く渡米します。会見を開いた両親は「支援の温かさを感じた」と感謝を伝えました。
ゆうちゃん(先月ZOOM):
「元気になって、家族みんなで一緒に遊びたい」
難病の拘束型心筋症と闘う、佐久市の小学4年生・ゆうちゃんこと中沢維斗くん。
助かるにはアメリカで心臓移植を受けるしかなく、去年11月から両親や救う会が募金活動を続け、今月、目標額の2億3700万円に達しました。
両親は17日、県庁で会見を開きました。
父・智春さん:
「皆さんの協力があって、ここまでできた。皆さんの協力の温かさを知りました」
母・加代さん:
「目標金額を達成できたこと、伝えきれない感謝の気持ちでいっぱい。国内で移植を待っている大人、子どもがいる。移植医療を知ってもらえたら、国内でもう少し進んでいけばありがたい」
ゆうちゃんの病状は安定していて、今月下旬から来月上旬の間に母・加代さんや医療スタッフとアメリカの病院に移り、治療をしながらドナーを待つ予定です。
長野放送[/MARKOVE]