長野放送
長野県阿智村清内路に江戸時代から伝わる伝統の手づくり花火が、6日、披露されました。3年ぶりに地区外の住民も観覧し、熱気に包まれました。
6日夜行われた阿智村上清内路地区の「手づくり花火」(無形民俗文化財)。
江戸時代からおよそ280年続く伝統行事で、地元住民が火薬から製作します。
新型コロナの影響でおととしは中止、去年は地区住民だけで開催。今年は3年ぶりに地区外からも観客が訪れおよそ400人が花火を楽しみました。
こちらはブドウを模した花火です。
クライマックスは住民有志が、降り注ぐ火の粉の下に…
熱気に包まれました。
愛知県から:
「感動しました。また来年も来たいと思っています」
上清内路煙火同志会・桜井信和会長:
「会場の方と一体となって、喜びを味わえることが一番なので、それができるようになって(よかった)。これからもめげずにやっていきたい」
15日には下清内路地区でも手づくり花火が行われます。
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