長野放送
コロナの影響でキッチンカーの需要が高まっています。長野県辰野町の男性は、休日に町内の駐車場などで「手打ちそば」を提供。地域の住民を中心に人気となっています。
「お待たせしました、かけそばです」
アツアツの「かけそば」。
客:
「おいしい、いいわこれは。温まるし」
辰野町の飲食店駐車場。一ノ瀬正太さん(45)がキッチンカーで、本格的な手打ちそばを提供しています。
LIVE’S KITCHEN 一升・一ノ瀬正太店主:
「動きながら店ができるものですから、お客さまが出にくい状況でもアイデアを出しながらやれれば」
町内有数のソバ畑が広がる地区で生まれた一ノ瀬さん。そば職人にあこがれ、食品メーカーの営業職として働きながら松本市のそば店で修業しました。
おいしい手打ちそばを多くの人に味わってほしい。去年8月に脱サラし、修行先からキッチンカーを譲り受けて営業を始めました。
キッチンカーの調子が悪く今は町内のみの営業ですが、今後は県内のイベントに参加する予定です。
一番人気の「かけそば」。県産のソバ本来の風味を楽しんでほしいと、薬味はネギだけのシンプルな味付けです。
客:
「麺はしっかりしている。寒い中、温かいそばを街中で簡単に食べられるのはいいな」
そばはテイクアウト可能、生そばも販売しています。
LIVE’S KITCHEN 一升・一ノ瀬正太店主:
「一人でも多くの人が『おいしいね』と、また買ってもらえるように、安定したおいしさを目指したい」
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