小平、小池両選手へのメッセージ入り日の丸や写真、レーシングスーツなどが展示された特別展=茅野市中央公民館
開幕した北京五輪に出場している長野県茅野市出身の小平奈緒選手(相沢病院)と小池克典選手(全日空商事)を応援しようと、同市中央公民館は特別展を開いている。小学生や市民から寄せられた応援メッセージをはじめ国内大会での写真約30点や、着用したレーシングスーツなどをロビーに展示している。
メッセージは、縦90センチ、横148センチの日の丸6枚に書かれ、小平、小池両選手の母校の豊平小と金沢小の児童らが寄せた日の丸(各校2枚)を展示。会場入り口に日の丸2枚を置き、来館者に自由に寄せ書きしてもらっている。
寄せ書きには「奈緒選手の平和の種が世界中に届けられますように」「自己ベストをつくしてオリンピックを楽しんでください」「金沢小学校の子どもたちみんなが応援しています」「あとに続く子どもたちのために夢と希望を与えてください」などとの言葉が並ぶ。
家族などから借りた両選手のレーシングスーツのほか、メダル、トロフィー、スケート靴なども展示した。両角勝元館長(62)は「市挙げて2人の選手を応援したいと企画した。展示品などで2人のこれまでの活躍を改めて感じてもらい、選手と五輪をより身近に感じ応援してもらえれば」とする。
寄せ書きは何らかの方法でデータ化して本人に届ける計画という。展示は18日まで。
同市図書館でも小平、小池両選手を応援する写真展示を行っている。
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