提供:国立感染症研究所
長野県塩尻市の仕出し弁当店でノロウイルスによる食中毒が発生しました。弁当を食べたおよそ100人が下痢や嘔吐などの症状を訴えていましたが、全員快方に向かっているということです。
食中毒が発生したのは、塩尻市の仕出し弁当店「居郷留弁当食配センター」です。
今月17日、この施設から「14日に調理した仕出し弁当を食べた客から体調不良を訴える連絡を受けた」といった連絡が松本保健所にありました。
保健所が調査したところ、この施設が調理した弁当を食べた10代から90代までの男女103人が下痢や嘔吐、発熱などの食中毒の症状を訴えていたことがわかりました。全員快方に向かっているということです。
環境保全研究所の検査の結果、保健所はノロウイルスによる食中毒と断定し、営業する業者に対し、21日から3日間、営業停止処分を命じました
原因の弁当は今月14日に調理され、塩尻市や松本市などに住む計256人が食べていました。
保健所によりますと、調理する際に手洗いが不十分で、食材を汚染した可能性があるということです。
長野放送[/MARKOVE]