捜査する警察官(長野県松本市・6日)
6日未明、長野県松本市の飲食店従業員から「2人組の男に切りつけられ現金150万円を奪われた」と通報があり、警察が強盗致傷事件として捜査しましたが、従業員のうそだったことがわかりました。
警察によりますと、午前1時過ぎ、松本市村井町にある飲食店の30代の男性従業員から110番通報がありました。
従業員は「駐車場で2人組の男に切りつけられ売上金およそ150万円が入ったバッグを奪われた」と話し、右腕に軽いけがをしていました。
警察が強盗致傷事件として捜査を始めましたが、現場の状況と供述に矛盾があったことなどから、通報は事実でないと判断し、従業員もうそを認めたということです。
腕の傷は、自分でカッターナイフでつけたと話しているということです。
盗まれたと話していた売上金も警察が確認していて、従業員がうその通報をした理由などを引き続き調べています。
長野放送[/MARKOVE]