長野市保健所の会見(9日午後)
9日、新型コロナウイルスの新規感染者の発表が過去最多となった長野市。市の保健所長は年末以降、市内でもオミクロン株が拡大しつつあるとの認識を示しました。
9日の記者会見で小林良清所長は過去最多となった背景について「年末年始の移動や接触の影響」との見解を示しました。
一方、スクリーニング検査では、発症日が12月27日以降、オミクロン株が疑われる「L452R陰性」が18人に上り、これまでに6人がゲノム解析の結果、オミクロン株と確認されたと説明しました。
小林所長は「年末まではデルタ株が残っていたが、市内でもオミクロン株がじわり広がりつつある」と述べ、置き換わりが進んでいるとの見方を示しました。
また重症化する度合いが低いことが接触や移動を増やし、感染拡大につながっているとして、「体温のチェックだけでなく、鼻水・鼻づまり、咳、のどの痛み、倦怠感などの症状があったら、すぐに検査や受診してほしい」と呼びかけました。
長野放送[/MARKOVE]