長野市・25日
いよいよモモの季節です。長野県内有数の産地・長野市川中島で出荷が始まりました。今年は当たり年ということで大きく、甘い実が味わえそうです。
「共選所」に次々に運び込まれたモモ。トップバッターは「白桃」と「白鳳」をかけ合わせ、糖度が高く実が柔らかい「あかつき」です。
(記者リポート)
「あかつき、いただきます。しっかり糖分が乗っていて、食感も果肉が詰まっていてとてもおいしいです」
3年前の台風19号災害。その後の凍霜害、お盆の長雨。ここ数年、川中島のモモ農家は相次ぐ被害に悩まされてきました。
そんな中、梅雨明けが早かった今年は…
JAグリーン長野モモ部会・田中慶太部会長:
「晴れの日がすごい続いて、甘くて糖度の高いおいしいモモになってます。当初はやや小ぶりだったんですが、この2週間くらいに大きな雨が2回降り玉が肥大、かなり大きくなってる。『この3年、諦めずにやってきてよかった』そういう思いが、モモにこもってると思う」
実のつきはこの5~6年で最も多いということで、「JAグリーン長野」は今年、1800トンの出荷を見込んでいます。
炎天下、太陽の光をたっぷり浴びたモモ。お盆明けには主力の「川中島白桃」の収穫も始まります。
長野放送[/MARKOVE]