長野放送
同性のカップルなどに婚姻相当の関係を公的に認める「パートナーシップ宣誓制度」。長野市の荻原市長は来年中の導入を目指し準備を進めていることを明らかにしました。
これは22日、長野青年会議所の要望を受け荻原長野市長が明らかにしました。
長野市・荻原健司市長:
「私としては来年中にはパートナーシップ制度を導入したい。性的マイノリティーのある方とも直接、意見交換をしながら、これから行政の中で何ができるか、しっかり受け止めて取り組んでいきたい」
「パートナーシップ宣誓制度」はLGBTQなど性的マイノリティーの人を含めたさまざまなカップルを公認する制度です。法律上の婚姻関係に近い行政サービスを受けられるようになります。
県内では松本市で今年4月に導入され、これまでに6組のカップルが宣誓しました。
10月に宣誓しNBSが取材した松本市の川村奈緒さんは、長野市でも導入されることに、「さらに他の市に広がって欲しい。多くの人が自分に自信を持って幸せに生きていけるようになるとうれしいです」と話しています。
長野市は来年中に制度を導入するため準備を進めることにしています。
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