長野放送
長野市に朝食専門の子ども食堂がオープンしました。オーナーは父子家庭の父親。誰でも集まれる心のよりどころにしたいと意気込みます。
みそ汁に卵焼き。和朝食の定番。
長野市に10日、オープンした朝食専門の子ども食堂のメニューです。
誰でも集えるようにと「子ども」と「大人」を合わせて「こどな食堂」と名付けらました。オーナーは長野市で工務店を経営する窪田義浩さんです。
こどな食堂オーナー・窪田義浩さん:
「料理人みたいだな、旬。シェフだな」
窪田さんは5年前に離婚し、現在は10歳の息子を一人で育てています。働きながらの子育てで、子ども食堂の必要性を感じてきました。
こどな食堂オーナー・窪田義浩さん:
「(子ども食堂に)行ってみようかなと思って前を通ったりしてみてもやってないとか、僕はそのつらさを身をもって経験したので」
調理は自分で担当。仕事もあるため朝食限定にしました。そのかわり、365日休まず営業します。
こどな食堂オーナー・窪田義浩さん:
「はい持って」
オープン初日、利用者の第1号は長男の旬くん。
長男・旬くん:
「おいしかった、卵焼きとかご飯が」
この日の利用者は旬くんだけでしたが今後、多くの人に利用してもらいたいと話しています。時間は午前7時から8時半で子どもは無料です。
(大人は原則500円)
こどな食堂オーナー・窪田義浩さん:
「ここにくればごはんはあるし、心のよりどころみたいな場所にしたい」
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