長野放送
長野県内の市町村でも新型コロナウイルスの3回目のワクチン接種に向けた準備が進んでいます。長野市では、26日から医療従事者向けに接種券の発送が始まりました。
(記者リポート)
「新型コロナワクチンの3回目の接種券です。長野市ではきょうから医療従事者向けの発送が始まりました」
3回目の接種券は、1、2回目と異なり、接種券が予診票と一体型になっています。
長野市では来月から医療従事者1万1000人を対象に接種を始める予定です。
市内のワクチン接種率は2回目が86.4%で、希望した人のほとんどが終えています。
ワクチンは時間がたつと予防効果が薄れると言われ、国は「2回目からおおむね8か月後」に3回目接種をするよう求めています。
長野市では高齢者は来年1月中旬、基礎疾患のある人は来年3月、それ以外の人は4月以降に接種券が送られ、接種が可能になります。
長野市保健所健康課・山腰章夫課長補佐:
「今後第6波の心配もありますし、海外でも流行している国もありますので、副反応の心配はあるかと思いますが、積極的にご検討いただければ」
他の自治体でも3回目接種の日程が決まってきていて、松本市でもすでに医療従事者の分から接種券の発送が始まっています。
県によりますと、すでに3月までに県に届くワクチンの配分が国から示されていて、2回目接種から8ヶ月経った人が打てる分は確保されているということです。
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