穂高自動車学校(長野県安曇野市)
長野県安曇野市の穂高自動車学校で、口座からおよそ7000万円が引き出され、私的に流用されていたことがわかりました。
今年退任した常務と取締役が関わっていたということです。
穂高自動車学校によりますと、経理を担当する70代の常務が4年ほど前から定期預金を20回にわたり解約するなど、およそ7000万円を引き出していました。
金は50代の取締役が受け取り、事業の借金返済などに充てたということです。
去年2月、外部の指摘で発覚し、常務は「取締役の父に世話になり断り切れなかった」と話しているということです。
2人は今年5月に退任し、およそ5000万円を返済していて、学校は現時点では刑事告訴しない方針です。
穂高自動車学校は「教習生や職員に迷惑をかけ申し訳ない、教習業務に影響はないので安心してほしい」とコメントしています。
長野放送[/MARKOVE]