長野放送
6月に登校中の女子生徒がサルに襲われてケガをした長野県飯田市の飯田風越高校が
再発防止に向け住民やNPOと協力して11日、通学路の竹林を伐採しました。
チェーンソーで倒される大きな竹。11日は飯田風越高校の生徒職員と住民、地元NPOのメンバーなど40人が参加して通学路沿いの竹を伐採したり片付けたりしました。
ここは6月に登校中の女子生徒がサルに足をひっかかれて軽傷を負った現場で、坂道の脇はうっそうとした竹やぶになっていました。
その後もサルの目撃情報は続いていて、竹林を整備し見通しを良くすることでサルが隠れる場所を減らし被害を無くすのが目的です。
参加した同校の生徒:
「この坂を使って登校しているので道がきれいになればとても嬉しい」
NPO「いなだに竹Links」の曽根原宗夫代表:
「竹林を整備して安全な通学路を作りたい。多くの方々にいろいろな角度で携わってもらうことが重要」
飯田風越高校では活動を「美しい里山プロジェクト」と名づけ、今後も地域の人たちと連携して竹林の整備を続けることにしています。
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