「仮置き場」に横一列に並んだ8本の御柱
来春の諏訪大社式年造営御柱大祭(御柱祭)に向け、約30年ぶりに長野県茅野市玉川の諏訪大社社有林「御小屋山」から調達した御柱8本が、八ケ岳中央農業実践大学校(原村)の敷地に設けられた「仮置き場」(茅野市玉川)に横一列に並んだ。来年3月25日ごろまで同所に仮置きした後、曳行開始地点の綱置き場(茅野市、原村境)に移し、山出し(4月2~4日)に向けた準備に入る。
諏訪大社上社大総代会でつくる上社御柱祭安全対策実行委員会が29日に現地で会見を開き、笠原透委員長(74)=諏訪市中洲=は「立派な御柱が8本並んだ。感染症対策で皆さんとともに御小屋山に行くことはできなかったが、御小屋山にはこんなに素晴らしい御柱があるんだということを氏子の皆さんに見てもらいたい」と話した。
仮置き場は同校直売所の約400メートル山側に広がる同校の敷地で、八ケ岳連峰に向かって左側。駐車場を設けている。
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