長野市役所
31日は衆院選の投票です。29日朝は、各地で街頭啓発が行われました。このうち長野市は市長選との「W選挙」となります。
29日は、市長選候補者の最終盤の訴えをお伝えします。立候補しているのは、届け出順に百合ゆり恵さん、土屋龍一郎さん、荻原健司さん、北村篤さん、中沢義明さんの5人です。現職の加藤市長が退任し県都の新たな舵取り役を決める選挙。候補者に最も訴えたいことを聞きました。
百合ゆり恵さん:
「すべての長野市民の皆さまが、安心して暮らせる長野市を目指してまいります」
元保育士の百合ゆり恵さん。新型コロナワクチンの子どもへの接種停止などを訴えてきました。
選挙戦では自らポスターを貼りながら市内をめぐっています。
最も訴えたいことは…
百合ゆり恵さん:
「唯一、一人だけの女性候補なので、一般庶民の目線と女性の視線で政治を展開できる」
土屋龍一郎さん:
「長野市を元気にすること、長野市を変えていくための原動力になりたい」
会社役員の土屋龍一郎さん。現市政からの転換を訴え、子育て支援の充実を強調します。
市内32地区全てをくまなく回る「超草の根運動」を続け、落選した前回のリベンジを狙います。
最も訴えたいことは…
土屋龍一郎さん:
「市政の継承なのか転換なのか、興味のある方がたくさんいると思うので、最後の最後まで訴えたい」
荻原健司さん:
「本当に厳しい戦いです。一切、油断せずに最後の最後まで全力で立ち向かっていきたい」
元参院議員の荻原健司さん。現市政を「アップデート」するとの立場です。
オリンピック金メダリストの知名度を生かすため、できるだけ街頭演説を増やして浸透を図っています。
最も訴えたいことは…
荻原健司さん:
「(コロナや台風災害など)困難に立ち向かっているのが長野市。確かな政策、そしてそれを一つ一つ実行すれば必ず元気になれる、この街を元気にできる」
北村篤さん:
「立候補をすることで届けられるメッセージや、メッセージが届く人がいる」
自営業の北村篤さんは毎日、長野駅周辺などで街頭演説を行ってきました。
「子ども食堂」など子どもへの支援の充実を前面に打ち出し、「支え合える長野市」の実現を目指しています。
最も訴えたいことは…
北村篤さん:
「人のつながりも薄くなっている。心を持った助け合いができる社会が必要だと思う」
行政書士の中沢義明さんは、台風19号で被害の出た長沼地区の治水などを訴えています。31日まで入院しているため、街頭活動などは行っていません。
最も訴えたいことは…
中沢義明さん:
「長沼地区は昔から治水に問題のある場所。同じようなこと(災害)が起こらないように」
長野市長選は衆院選と同じあさって31日投開票です。
長野放送[/MARKOVE]