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長野放送
台風19号による災害から2年余り。千曲川の堤防が決壊して大きな被害が出た長野市穂保に、3メートルの水位にも耐えられるよう強化した住宅が完成しました。
おととし10月の台風19号では、長野市穂保で千曲川の堤防が決壊し、住宅が流されるなど大きな被害が出ました。
決壊現場の近くに完成した2階建ての住宅は、被災した住民の依頼で長野市のミツヤジーホームが施工し、27日、報道陣に公開しました。
目指したのは、当時の水位を上回る「氾濫水位3メートルに耐える住まい」です。
ミツヤジーホームでは災害をきっかけに、信州大学工学部と協力して「壊れない」「水が入らない」「浮かない」住宅を研究してきました。
鉄筋コンクリートで壁の強度を高めたほか、窓には強化した合わせガラスを採用して割れにくくしてあります。
建物の基礎には砕いた石を入れて、家を水の浮力より重くすることで流されにくい構造にしました。
台所やトイレなどは2階に集め、1階部分が浸水しても生活できるようにしてあります。
ミツヤジーホーム・安江高治会長:
「こういう建物がエリアに1軒、2軒と増えていけば、地域を活性化させていくことができるのではないか」
オーナーの森さんは実験を伝える新聞記事を見て、家の再建を決意したといいます。
住宅を建てた・森伸樹さん:
「すごく丈夫な家ができて安心感があります。つくって良かったなあと思います」
この「耐水害住宅」の建設費は従来の1.3倍程で、川沿いの地域での需要を見込んでいるということです。
長野放送[/MARKOVE]