長野放送
子どもを養育していた自宅で里親の立場を利用して性的虐待を繰り返したとして児童福祉法違反などの罪に問われた男の裁判で検察は懲役6年を求刑しました。
監護者性交と児童福祉法違反の罪に問われているのは、長野県内の自宅で里親として子どもを養育していた58歳の男です。
起訴状などによりますと、被告は被害者の少女が18歳未満と知りながら、去年の5月以降、施設内で10回以上、性的虐待を重ねたとされています。
検察側は「嫌がっているのを知りつつ身体をもてあそび、尊厳を踏みにじった。犯行は悪質で被害者の精神的苦痛は大きい」などとして懲役6年を求刑しました。
一方、弁護側は「被告は被害者が嫌がっていないと思っていた。今後は出家し、更生する可能性が高い」などとして執行猶予付きにするよう主張しました。
判決は11月16日に言い渡されます
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