千曲川の堤防が決壊(2019年10月13日 長野市)
おととし2019年の台風19号で長野市の千曲川の堤防が決壊してからきょう10月13日で2年。住民らは犠牲者を追悼し復興への誓いを新たしています。
2年前のきょう、長野市の千曲川の堤防が決壊。市内でおよそ4000棟の住宅に被害が出て、災害関連死を含め17人が犠牲となりました。
この堤防決壊では、長野新幹線車両センターも浸水し、北陸新幹線10編成120両が廃車となる被害も出ました。
あれから2年。
堤防は強化されましたが、濁流が流れ込んだ地域は更地も目立っています。市内では今も359世帯が仮設住宅などで避難生活を送っています。
住民:
「(2年前と)変わりない。気持ちが整理できない。昔の思い出が強くて元に戻りたいけど戻れない」
住民:
「人が減ってさみしい。また活気が戻ってくれれば」
「黙とう」
犠牲者を追悼し、復興への思いを新たにする一日となっています。
長野放送[/MARKOVE]