復旧が進む海野宿橋 今月7日
2019年の台風19号災害では、千曲川流域を中心に河川の氾濫や護岸の崩落などが相次ぎました。災害から2年、長野県東信地域の被災地の今を取材しました。
歴史的な街並みが連なる東御市の海野宿。市内屈指の観光地ですが、台風災害以来、客足は減っています。
そば店の店主:
「(災害以来)お客さんなんか本当に少ないですよ、開けているというだけで。コロナと両方だから」
2年前、国道18号線と海野宿を結ぶ「海野宿橋」は半分ほどが流失。観光客の多くがこの橋を利用していたため、客足に大きな影響が出ました。
(記者リポート)
「崩落した部分はしっかり基礎がつくられ、形が見えてきました。完成の日が近づいてきているのを感じます」
あれから2年。流された護岸部分の工事が終わり、橋の土台も形作られていました。
完成予定は来年3月末。海野宿の関係者も橋の復旧を心待ちにしています。
長野放送[/MARKOVE]