長野放送
北アルプス槍ヶ岳の北鎌尾根を登っていたとみられる東京都の男性が行方不明となっていて、3日もヘリで捜索が行われましたが、発見には至りませんでした。
行方不明となっているのは、東京都大田区の48歳の男性会社員です。警察によりますと、男性は9月28日、単独で七倉登山口から入山し、槍ヶ岳北鎌尾根方面に向かったまま、行方がわからなくなっています。
下山予定の30日になっても戻らず、連絡がとれないため、男性の家族が警察に捜索を要請しました。
警察は3日も県警ヘリで捜索しましたが、発見には至りませんでした。午後5時現在、あす4日の捜索態勢を検討中です。
北鎌尾根はいわゆる「バリエーションルート」の一つで、一般ルートのような登山道や階段などは整備されておらず、熟練者向けとされています。
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