諏訪湖で始まった「諏訪湖オータム花火」=1日午後6時10分
秋の諏訪湖の夜空を彩る「諏訪湖オータム花火」(諏訪観光協会、諏訪湖温泉旅館組合、諏訪市主催)が諏訪湖の日の1日、諏訪市湖畔公園前の湖上で始まった。周辺の旅館の宿泊客や地元の親子連れ、学生らが集まり、約500発の花火を楽しんだ。
例年9月に開く全国新作花火競技大会の参加煙火店24社から提供された花火を打ち上げた。大会はコロナ禍で昨年に続き中止となったが、来年度の開催に向けた思いが込められた。花火玉には全国から寄せられたメッセージが貼り付けられた。
夜空を彩った色とりどりの花火は終盤、初島と湖上の台船の2カ所から同時に打ち上がり、観客はにこやかな表情で見守っていた。長野市から夫婦で訪れた柳沢恵子さん(62)は「諏訪湖と言えば花火のイメージはある。湖上を彩る美しい花火が見られて良かった」と喜んでいた。
打ち上げは30日までの間に計12日打ち上げる。時間は午後6時から10分ほど。問い合わせは市観光案内所(電話0266・58・0120)へ。
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