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家宅捜索時の犬(9月3日 長野県松本市)
劣悪な環境で犬を飼育していたとして、松本市の販売業者が警察の捜査を受けている問題で、市は保健所が保護した21匹の犬について、飼い主の募集を10月1日から開始すると発表しました。
業者は市内2施設で600匹の飼育を届け出ていましたが、実際には約1000匹を劣悪な環境で飼育していて、今月、動物愛護法違反の疑いで家宅捜索を受けていました。
松本市の臥雲市長は28日の会見で市保健所が保護した21匹の犬について、飼い主の募集を10月1日から始めると発表しました。
募集期間は、10月1日から11日までで、市保健所のホームページから申し込むことができます。
応募者の中から飼育経験や家族構成などを考慮して50組を選び、10月後半に動物愛護に関する法律や病気、しつけなどに関する説明会を開くということです。また、面談などを行い再選考し、お試しの飼育期間などを経て、11月中に正式に譲渡される見通しです。
市保健所によりますと、21匹の犬の健康状態は向上してきているとしていますが、中には先天的な疾患が疑われる犬もいるということです。
松本市・臥雲義尚市長
「一般家庭のような人との触れ合いもなく育っている、この犬を飼うことは一般の方にとっては、相当な覚悟が必要になる、引き取った際には、特別扱いすることなく愛情を注いでいただきたいという思いをもって、ご理解をいただける方に譲渡をしたい」
一方、この業者が飼育していた犬の大半は埼玉県の業者を通じて県外に運び出され、市内に2つあった施設のうち、中山地区の施設は解体・撤去されました。
市は、業者がもう一つの施設で飼育している200匹程度について引き渡すよう働きかけていますが、業者は県外へ移し、廃業する意向を示しているということです。
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