長野放送
台風14号は18日午後3時に温帯低気圧に変わり、長野県内で大雨の恐れは無くなりました。
今月5日に土石流が発生した茅野市宮川高部ではきのう、災害後に作った基準に基づいて初めて地区独自の避難情報を出し区の役員が住民に避難を呼びかけました。
5日の土石流では早めに住民が避難したことで人的な被害を防ぐことが出来ました。今回は大雨は降ることは無く避難先から戻った住民は胸をなでおろしていました。
高部地区の藤森区長:
「避難の誘導はしたけどえらいことはなかったので安心した。気持ちが楽になりました」
土石流が下った下馬沢川は住宅の周辺や中流域の砂防堰堤では土砂の撤去が進んだものの上流部分はまだ手つかずです。抜本的な対策には数年かかる見込みで住民にとっては雨を心配する不安な日々が続きます。
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