長野放送
長野県内でも新型コロナウイルスの感染者が増加しています。29日、新たに29人の感染が確認されました。また、感染力が強い変異ウイルス・デルタの疑いのある「L452R」への置き換わりも進んでいます。
感染がわかったのは10歳未満から80代の男女29人です。新規感染者の発表は5日連続で2桁です。
このうち、県外への滞在歴があった人は8人。現時点で経路不明は10人です。
諏訪保健所管内の高校では、新たに教職員1人、生徒1人の感染がわかり、校内では4人となりました。県は検査を進めるとともに経路などを調べています。
また、今月、確認された感染者33人を検査したところ、75%以上にあたる25人から変異ウイルス「L452R」が確認されました。
県内ではこれで52人となり、置き換わりが進んでいます。感染力が強い「デルタ」の疑いがあり今後、国の機関で検査します。
また、県は感染者の増加を受け、長野・上田・佐久圏域の警戒レベルを「3」に引き上げ「警報」を出しました。
一方、東京では新たに3865人の感染が確認され、過去最多を更新しました。全国でも初めて1万人を超えました。
県は、来月22日までを「感染対策強化期間」として、「感染拡大地域への訪問、帰省を控えてほしい」と注意を呼びかけています。
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