長野放送
新型コロナウイルスワクチンの若い世代への接種を進めようと、長野県は集団接種に「若者枠」を設けます。また、長野市も、夜間に長野駅周辺で集団接種を行う方向で調整を進めています。
県内の8日時点のワクチン接種率は、65歳以上は1回目90.95%、2回目89.58%。一方、全体では1回目が54%、2回目が43.05%となっていて、若い世代にどう接種を進めていくかが課題となっています。
「第5波」では40歳未満の感染者も多く、知事は8日、若い世代への接種を広げようと、会場の体制を拡充する方針を示しました。
10日以降、長野、松本地区で行う県職員の職域接種では、約700人分を一般県民の「若者枠」(18歳以上39歳以下)に設定。
また、今月下旬以降に実施する県の集団接種でも、18歳以上39歳以下の県民に対し、13日から先行予約期間を設けます。
長野県・阿部守一知事(8日夜):
「若い人は活動範囲広いので、感染拡大を防ぐ意味でも効果を期待」
一方、長野市も日中に仕事や学校などで都合がつかない社会人や学生など若い世代が接種を受けやすいよう、夜間に長野駅周辺での集団接種を実施する方向で検討しています。
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