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23日、長野市で16人、松本市で15人が新たに新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。
長野市で感染が確認されたのは、10歳未満から50代までの男女16人です。年代別では10歳未満5人、10代1人、20代3人、30代2人、40代2人、50代3人です。このうち13人がこれまでの感染者の濃厚接触者または接触者、1人が県外在住者、3人が感染経路不明です。(重複あり)
長野市保健所は、23日発表の感染者の傾向について、「10歳未満、10代の感染が目立ち、お盆中の行き来の中で、家庭や親戚間で感染が広がった」とみています。夏休みが終わり、学校も始まっていることから、「今後、学校での感染が広がらないか注視していきたい」としています。
松本市では10代から90代までの男女15人の感染がわかりました。年代別では10代3人、20代6人、30代1人、50代3人、80代1人、90代1人です。このうち7人がこれまでの感染者の濃厚接触者または接触者、県外に滞在があった人は1人、県外在住者は1人、感染経路不明は6人です。
松本市によりますと、80代と90代の2人はワクチンを2回接種していたということです。市は、ワクチン接種後もマスク着用など基本的な感染対策を徹底していほしいと呼び掛けています。
一方、変異ウイルス「L452R」について、これまでの新型コロナ感染者を検査したところ、長野市で56人、松本市で99人が「陽性」とわかりました。
また、これまでの変異ウイルス感染者を国の機関で検査した結果、長野市で4人、松本市で5人が感染力が強い「デルタ株」と判明しました。
県内の「デルタ株」感染者は累計で66人になりました。
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