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資料 北アルプス白馬大雪渓
北アルプス白馬岳の白馬大雪渓(標高約2550m)近くで17日、東京都の会社員の女性(41)が体調不良で動けなくなりました。翌18日、救助にあたった長野県山岳遭難防止常駐隊員や大町警察署山岳遭難救助隊員が同行して下山、医療機関に搬送されましたが、軽症だということです。
警察によりますと、女性は17日、仕事のため54人パーティーで猿倉登山口から白馬岳に入山し、登山中に体調不良で動けなくなり、同行者が救助要請をしました。女性は高山病や低体温症の症状がみられ、17日は駆け付けた遭対協救助隊員とともに避難小屋でビバークしました。翌18日にほかの遭対協救助隊員や大町署の隊員も救助に向かい、その後、同行して下山しました。女性は病院に搬送されましたが、軽症だということです。
NHK広報局によりますと、この女性はNHKのドラマ撮影スタッフの1人だというこです。出演者・スタッフ42人と山岳ガイド12人の計54人は、BSプレミアムで放送予定のドラマ「山女日記」の撮影のため、17日午前5時ごろから白馬岳に入山し、登山しました。
スタッフら42人全員は、新型コロナウイルスのワクチンを2回接種し、事前にPCR検査を2回受け、いずれも陰性でした。また、山岳ガイド2人もPCR検査で2回とも陰性だったということです。
長野県は、新型コロナ下の登山について、少人数での入山を呼びかけています。NHK広報局は、通常のドラマ撮影に比べ、大幅に人員を減らしたとし、「山の上での撮影のため、機材の運搬や安全を確保するうえで、山岳ガイドに同行してもらうなど、必要な規模だった」と説明しています。
NHK広報局は、「救助隊員や地域の皆さまにご迷惑をおかけして申し訳ございません。引き続き、安全確認やコロナ対策を専門家の意見を聞いて対応していきたい」としています。
なお、撮影スタッフはあす20日に下山する予定です。
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