資料 長野市保健所
長野市は5日、新たに12人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。保健所は「第4波の4月以来の大きな流行を迎えている」として、警戒感を強めています。
感染が確認されたのは、20代から80代の男女12人です。このうち5人がこれまでに感染が判明した人の濃厚接触者または接触者。1人は発症前2週間以内に首都圏と往来、1人は三重県居住で長野市の医療機関から届け出がありました。残りの4人は現時点で感染経路不明です。
きょう5日までの1週間の長野市の新規感染者数は58人、人口10万人あたり15.85人となり、市は「第4波の4月以来の大きな流行を迎えている」と強い危機感を示しました。
感染拡大の要因は、「往来など感染経路が県外とみられる人と、市内でリスクを伴う接触があり感染が途切れずに増えている」とみています。
長野市保健所の小林良清所長は、基本的な感染対策を徹底するとともに、「県外との往来はくれぐれも慎重に検討してほしい」と注意を呼びかけました。
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