長野放送
14日午後1時頃、富山県入善町の沖合約500メートルで漂泊中のプレジャーボートに遊漁船が衝突する事故がありました。
いずれも自力で港に戻りましたが、プレジャーボートに乗っていた長野県松本市の会社員の男性(62)と妻(60)が打撲などの軽いけがをしました。遊漁船に乗っていた富山県の7人にけがはありませんでした。
プレジャーボートは釣りを終えて出発する準備をしていて、遊漁船は港に帰る途中だったということです。
当時、海は穏やかで視界も良く、海上保安庁伏木海上保安部では見張りが不十分だった可能性があると見て事故の原因を調べています。
5月3日には新潟県の直江津港沖でボートが転覆するなどで長野県内の6人が救助されています。
伏木海上保安部では釣りで沖に出る際は「常に周囲を注意深く見る」、「気象を把握して無理をしない」ことなどを呼びかけています。
(画像 事故にあったプレジャーボート 提供:伏木海上保安部)
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