NIAID-RML
30日、長野市で5人、松本市で5人が新たに新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。
長野市で感染が確認されたのは、10代から40代の男女5人です。10代男性は東京都居住で県外の感染者の濃厚接触者です。30代女性は発症前2週間以内に東北地方との往来歴がありました。40代男性はこれまでの感染者の濃厚接触者です。30代男性と20代女性は現時点で感染経路がわかっていません。
長野市保健所の小林良清所長は、最近の感染状況について、「感染経路が推定できない人や変異ウイルスL452Rの割合が増えていて、長野市でもさらに感染者が増える可能性を想定しなければならない」と危機感を示しました。そのうえで、特に若い人に感染予防の徹底とワクチン接種を検討していほしいと呼びかけました。
松本市では、10歳未満から40代の男女5人の感染がわかりました。20代男性は発症前2週間以内に関西地方、40代男性は九州地方に滞在歴がありました。10歳未満の女子児童と未就学児の女の子、10代男子児童の3人は、すでに感染が発表されている同居の人の濃厚接触者です。
県内の感染者の累計は5228人になりました。
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