老舗旅館「よろづや」の火災 今年2月
今年2月に長野県山ノ内町で老舗旅館の建物を全焼した火事で警察は1日、48歳の調理師の男性を業務上失火の疑いで書類送検しました。「ガスコンロを消し忘れた」と話しているということです。
真っ赤に燃え上がる炎。今年2月、山ノ内町の湯田中温泉にある老舗旅館「よろづや」から出火し、国の登録有形文化財に指定された「松籟荘」を全焼しました。
警察は1日、48歳の調理師の男性を業務上失火の疑いで書類送検しました。
出火当時は2階の厨房で夕食の準備中で、男性は油の入った鍋をガスコンロの火にかけたままその場を離れ、火事につながった疑いが持たれています。
調べに対し、「ガスコンロを消し忘れ、数分の間離れた」と話しているということです。
厨房には他に人はおらず、鍋に入った火が建物に燃え移ったと見られています。
長野放送[/MARKOVE]