長野放送
八十二銀行は6月1日付けで、長野銀行を完全子会社として経営統合しました。2025年度をめどとする合併に向け、本格的な協議に入ります。
経営統合は、八十二銀行が株式交換で長野銀行を完全子会社とする形で実現しました。
預金残高9兆円、県内での貸し出しシェア6割を超える地銀グループとなります。
統合推進委員会で2025年度をめどとする合併に向け協議に入ります。
会見した両銀行の頭取はー。
八十二銀行・松下正樹頭取:
「事業領域をさらに拡大していく。地域商社や発電会社やアセットマネジメント(資産運用)など関連会社を立ち上げて、総合的にお客さまの役に立つことを目指したい」
長野銀行・西澤仁志頭取:
「違う文化ややり方が合わさると、あれっと気付きがある。気付きがあるからこそ先に行けると思う」
10月2日を目標に「ATMの相互利用での手数料無料化」などを進め、合併の日取りや新たな行名の発表の予定は、年内をめどに決定したいということです。
両行合わせて155ある県内の店舗は「10キロ圏内・車で15分以内」を目安に統合する方針で、2025年度中におよそ4割が減る計算になります。
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