長野放送
一風変わった新人研修です。この春、長野県諏訪地域の企業に入社した新社会人が、諏訪湖でボートを体験しました。狙いはチームワークの大切さを学ぶことです。
青空の下、進むボート。17日、諏訪湖で開かれた研修会です。ただ、どこか「ぎこちなさ」が―。
それもそのはず、参加者は今年、諏訪地域の企業に入社した新社会人。ほとんどボートの経験がありません。
新入社員:
「意外と力入れなくても進むので、協力している感じがして楽しい」
研修会は人材育成などを手がけるNPO法人が主催したもので今年で3回目。43人が参加しました。
指導員からこぎ方の指導を受けたら早速、湖へ。4人一組でこぎ出します。
研修の狙いはチームワークの大切さを学ぶことです。
息を合わせなければうまく進みません。それでも、少しずつコツをつかみ、スムーズに進めるように―。
さて、入社5年目の記者も体験させてもらいました。
記者:
「行ってきまーす」
指導員:
「キャッチ!ソー!」
記者:
「きつい!息合わせるのが大変ですね」
およそ2時間のボート研修。最後はレースに挑戦するまでうまくなりました。
新入社員:
「連帯感の大切さを知ることができたと思います」
「周りのチームの皆さんを考えながら、どうやってその良さを生かすかというところで、(今回の研修を)生かしていけるのかなと感じました」
このボート研修はコロナ禍で3年ぶりの開催。来年以降も続けることにしています。
長野放送[/MARKOVE]