長野放送
SDGsな取り組みです。長野市の百貨店と専門学校が連携し、不要になった服に新たな価値をつけて生まれ変わらせる「アップサイクル」の取り組みを進めています。
長野市のながの東急百貨店前にできたブース。持ち込まれたのは、着なくなった春物のジャケットです。
ジャケットを持ち込んだ女性:
「アップサイクルということなので、おしゃれな服に生まれ変われば一番いいな」
服を回収したのは、長野市の専門学校「岡学園トータルデザインアカデミー」の学生たち。
ながの東急と連携して、着なくなった服を回収し、新たなデザインなどを施す「アップサイクル」を行い、販売するまでの一連の流れを学びます。
12日は、カラフルなシャツやウエディングドレスなど65点を回収しました。
ウエディングドレスを持ち込み女性:
「使ってくれる人がいればと思ったが、どうしていいかわからなくて。学生さんの勉強になればいいかな」
今後、学生たちが素材やデザインを生かして「アップサイクル」します。
学生:
「新しく使っていただく方にも、わくわくしてかわいいという気持ち、楽しんでもらえるようにしたいです」
ながの東急百貨店 営業企画統括マネジャー・栗原将さん:
「地域の方々に、リサイクルやアップサイクルの取り組みってこういうものがあるんだと知ってもらう、興味を持っていただくきっかけになればうれしいな」
「アップサイクル」した服は、10月にながの東急前で販売します。
長野放送[/MARKOVE]