竹内製作所・竹内敏也社長
長野県内の多くの企業で3日、入社式が開かれました。コロナ前の「対面の式典」に戻した企業も多かったようです。また、人材確保や物価高を受け、給与を引き上げたところもありました。
坂城町に本社を置く建設機械製造の竹内製作所です。公共投資の増加などで主力のアメリカ市場が好調。8月からは青木村で新工場の稼働も予定しています。
このため…
新入社員代表・栢沼哲郎さん:
「仕事でさまざまな困難にぶつかっても、楽しみながら乗り越えていきたい」
人材確保が急務なため今年度は、過去最多となる38人の新入社員を採用しました。昨年度(25人)の1.5倍です。
坂城町に本社を置く建設機械製造の竹内製作所
また、ベースアップや定期昇給、賞与によって、全社員の賃金を前年度から平均で10%引き上げました。
大卒の初任給も1万5000円程度アップしています。事業の拡大や物価高が続く中、人材確保につなげたい考えです。
新入社員:
「緊張していますけど学校から(環境が)変わるので、楽しみで胸がワクワクしている」
「(コロナ禍で)今までできなかった飲み会や懇談の場で仲を深めていければ」
新入社員は1カ月間の研修のあと、各部署に配属されるということです。
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