相澤病院の会見(3月29日)
病院から個人情報が漏えいです。長野県松本市の相澤病院は、元職員が透析患者など3137人分の個人情報を不正に持ち出していたと発表しました。警察に刑事告訴したということです。
「心からおわび申し上げます。申し訳ございません」
相澤病院の会見(3月29日)
29日午後、会見を開いて陳謝した相澤病院。内容は、患者など3000人以上の個人情報の漏えいでした。
病院によりますと、2022年5月、既に退職していた元職員が後輩の職員に「業務マニュアルが見たい」などと依頼し、病院のパソコンからデータをコピーして外部に持ち出したということです。
相澤病院
データには透析などで通院する患者の病名や生年月日、電話番号など3137人分の個人情報が含まれていましたが、パスワードは設定されていませんでした。
相澤病院・菊池二郎副部長:
「個人情報にアクセスできる場所に元職員を立ち入らせてしまったこと、データのコピー制限がぜい弱だったことが問題でした」
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