長野放送
待望の全面開通です。路面の沈下で交通規制が続いていた長野市信州新町の国道19号線が29日、およそ2年ぶりに全面開通しました。近くの道の駅も客の増加に期待しています。
長野市信州新町の国道19号線。午後1時、交通規制のため置かれていたコーンなどが次々に撤去されていきました。
(記者リポート)
「2年ぶりに対面通行が可能になった道路を、車が次々と走っていきます」
2年ぶりの全面開通です。国道19号線は2021年3月、雨による路面沈下が発生し、水篠橋付近のおよそ600メートルの区間で一時通行止めに。その後も長く片側交互通行が続いてきました。
復旧工事などが完了し、およそ2年ぶりに29日午後1時、規制が解除されました。
長野国道事務所・西東俊郎副所長:
「2年間かかってしまったんですけど、地域の皆さまとドライバーの方々が安定して道路が使えるような形に」
近くの道の駅・信州新町。規制の影響で一時は売り上げが例年の半分ほどまで落ち込んだだけに、喜びもひとしおです。
道の駅 信州新町・高山隼さん:
「率直にうれしい限り」
片側交互通行の期間もう回路を通る必要があるなどと勘違いし、来店を控えていた客も多かったということです。
今は旬の山菜が並びます。春休み期間でもあり規制解除が客の増加につながればと期待しています。
道の駅 信州新町・高山隼さん:
「山菜シーズンがこれから本格化しますので、まだ出ていなかった山菜が豊富に。これから天候の条件もいいので、ぜひ多くのお客さまに来ていただきたい」
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