長野放送
お花見につきものと言えば、団子などおいしいものを食べたくなります。長野県飯田地域では焼き肉をしながら花見を楽しむ文化が根付いています。コロナも落ち着き、ようやく風物詩の光景が戻って来ました。
満開の桜の下で焼き肉。27日の高森町です。
花見焼き肉を楽しんだ男性:
「久しぶりの桜の下なので最高に楽しいです。待ちに待ったこういう機会なので最高に楽しい」
飯田地域のお花見は焼き肉がつきものですが、この光景が広がるのも4年ぶりです。
飯田市は焼き肉店の数が人口1万人当たり5.26軒で全国の市の中で1位。「日本一の焼き肉の街」として売り出しています。
このため飯田地域では花見をはじめ、外のイベントで焼き肉を楽しむのは「当たり前」です。
ただ、過去3年は新型コロナのため大勢で焼き肉をすることは少なくなっていました。
新型コロナが落ち着き行動制限がない今年。すでに飯田地域では桜が見ごろを迎えています。
麻績の里 舞台桜―。
安富桜―。
そして…
「花見焼き肉」も戻ってきました。
高森町の地域の祭りの慰労会。毎年、祭りの後、花見と焼き肉を楽しんできましたが、過去3年は中止となったため4年ぶりの開催です。
花見焼き肉を楽しんだ男性:
「(祭りで)最後まで苦労してやってくれたことが焼き肉につながって、ちょうどサクラが満開になりましてもう最高の気分です」
「お祭り終わった後の打ち上げで、とても気分が高揚して良いです。お花見といえば焼き肉がついて回る」
肉だけでなく鉄板・コンロも貸し出す精肉店は…
丸久・上沼昇さん:
「表で花見ができるようになって本当にうれしく思います。(今年は)注文が2割くらい増えるんじゃないかな。期待持てそうです」
3月末までは見ごろの飯田地域の桜。
精肉店も今年は忙しくなりそうです。
長野放送[/MARKOVE]