長野放送
信州大学松本キャンパスで卒業式が行われました。コロナに翻弄(ほんろう)された学生生活。卒業生は「その経験を社会で生かしていきたい」と話していました。
巣立ちの時。信州大学の松本キャンパスは21日が卒業式。およそ900人が門出の日を迎えました。
マスクの着用は「個人の判断」となり式典では外す学生も多くいました。
コロナ禍を過ごした学生たち。その経験をこれからに生かします。
卒業生代表・原田晃佑さん:
「(学生生活で)私たちが信用する『当たり前』はいつ変化してもおかしくないものであることを実感しました。変化の中でも試行錯誤して、活動を継続する力を役に立てていきたいと考えます」
式典が終わると…
医学部卒業:
「ようやく医者として第一歩が始まるので、まずは初期研修を頑張ろうと思います」
「コロナはあったけど、友達とのつながりは保つことができたので、すごく充実した学生生活でした」
母親:
「優しくてたくましくて、人さまの役に立つそんな人になってほしいなと思います」
信州大学では22日以降も各キャンパスで卒業式が行われ、2681人が巣立ちます。
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